
こんばんは。
人間関係メンター(cherish you mentor)であり、弁理士・経営コンサルタントでもある、田村(たむきょん)です(プロフィールはこちら)。
本日は、出張の上で、業績改善の経営コンサルティングの会議2時間、その後、人間関係メンターとしてのご面談を、女性2名、男性2名、させていただきました。
時間が押し押しになるぐらい、たっくさん皆さん話してくださいます。
本日の気付きはまた後日、整理していきたいと思います♪
さて、人は、感情的になってカーっとなってしまう時がありますが、それは偶然ではなく、その人自身の本音です、という記事です。
※あくまで、「感情的になった人の本音は腹黒い」と思いましょう、ということが言いたい記事ではありませんからね!!
つい感情的になることは誰にでもある
1ヶ月以内に、こういうシーンは、ありませんでしたか?
- ちょっとしたこちらの一言に、相手が怒ってしまって、きつい一言を返された
- お子さんに、ついカーっとなって、怒鳴ってしまった
- 奥様(ご主人)に、つい、カーっとなって一言余計に言ってしまった
- 普段優しい人なのに、今日突然、感情的な言葉を浴びせられた
ご自身が感情的になってしまうことも、逆に、感情的になってしまった誰かに傷つく言葉を言われることも、1ヶ月に1回、少なくとも2ヶ月に1回は、どなたにもあるのではないでしょうか。
(私ももちろん、、、あります、、)
ほとんどの人は普段は”良い人”で居られる
普段から「すぐ怒る人」、「相手が傷つくような言葉をいつも言っている人」、「無神経な人」というのは、ほとんどいないのではないかと思います。
それは、道すがら、突然、殴る、蹴る、の暴力を振るう人が非常に少ないのと一緒で、人には基本的な「理性」がありますから、普段、何もなければ、良い人で居られるのです。
だから、人の”良い人な顔”は、もちろんベースは誰しも良い人、加えて”理性”によるもの、と思っても間違いないのではないでしょうか。
怒って言われた言葉が、その人の本音
そんな、普段は穏やかで優しい、”良い人”が、ちょっとしたこちらの一言に感情的になり、”きつい言葉”を浴びせる。
これは、”感情的になっているだけで、その人の本音ではない”と捉えるのは、間違っていると考えます。
感情的になっている時は、=「理性で自分の本音が制御できなくなっているとき」ですので、感情的になったときに、発せられてしまうその人の言葉は、「本音」であり、そういう姿こそ、「本性」だと考えて、間違いないと存じます。
(感情的になって、すぐ「殴る」人の本音は、少しでも思い通りに行かないと言葉以上に、腕力を行使して相手を屈服させたいのが本音、と言えます)
こう考えるのが、現実的でしょう。
- 世の中に、そんなに根っからの悪人は居ない。基本は善人。
- ただし、本音をオモテに出して生きている人なんて、そうそう居ない。
- 感情的になった時に出てくる言葉は、その人の本音であり、基本は善人であっても、誰でも、腹のうちには、普段オモテに出さない、その人の本音というものが存在する。
怒って言ってしまう言葉も、あなたの本音
逆に、あなた自身が、「私は、誰に対しても、基本的には穏やかで、傷つく言葉なんて、発さない」と、考えていたとしても、カーっとなった時に、例えば奥様に、
「俺は働いてるんだから。そっちは毎日家にいるんだろう?!」
などと、傷つけるような一言を言ってしまったとします。
これは、「感情的になったから、口から出まかせに言ってしまった、思ってもいないこと」ではないのです。腹の内では、そう思っているのです。
普段は「理性」でそんな本音を覆い隠して、奥様に優しく接しているのでしょうが、感情的になった時に、さっさと自分の本音を伝えて、相手を「コントロール」したいがために、理性というリミッターを解除して(もしくは解除せざるを得ずに)、安易に本音をぶつけている、ということなんです。
本音を普段から覆い隠さないために出来ること
もし、思い当たるフシが多いかたが、ここまで読まれると、
「俺って根は悪い奴なのか」
とか、
「あいつは、本性は悪い奴だから、付き合うの止めよう」
とか、考えてしまっているかもしれません。
この記事は、そういうことを伝えたい記事では、もちろんありません( ;^ω^)
人は誰しも、”良い人”な面と、裏腹に、”本音”は必ずありますから。
どうしたら、こういう相手や自分の「理性」と「本音」のギャップに、驚いたり苦しんだりしないで済むか、がこの記事の本題ですね。
以下を提案させてください゚(o’∀’)b
- その「本音」は、少し短絡的ではないかと疑いましょう。相手には相手の立場があり、あなたにない魅力も必ず持っています。人を「基本見下す」のではなく、「こういう分類の人」と勝手に括るのでもなく、「ありのままを尊敬する」という姿勢で、周りと共存する努力を、日々していきませんか。
- その上で、日頃「本音」と「建て前」にギャップを作らないように、「相手を傷つけずに、上手に本音を普段から伝えていく努力」を、できるように、なりませんか。
あなた自身が、つい感情的になって、傷つけるような一言を言ってしまった場合は、自己を振り返り、逆に、あなたが言われたときは、
「あ~、私は、この人に、普段、本音を言いやすいような姿勢を、示せていなかったのかもしれない」
と、また自己を振り返るといいのではないでしょうか。
ただし。
傷つく言葉を言われてまで、無理して、自分を責めて、相手との距離を保とうとしなくても、構いません。傷ついたなら、自然体でいいのです。距離を少し取るのも1つではないでしょうか。
(あなたの「ストレスが軽減される」ことを1番に、考えてください)
本日の考え方を、『本音は感情的なときに出る』と名付けましょうか☆
以上です。
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