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『毎日、上司に叱られる・・』と悩む若手社員に送る4ステップ♪

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こんばんは。 経営コンサルタントとして、経営者、上司、部下、それぞれの立場のかたと、計11年間で500回以上、ご面談を重ねてまいりました。 多くのご相談やお悩みが、 『上司と部下の関係』 『社長と部下の関係』 です。ご面...

こんばんは。

経営コンサルタントとして、経営者、上司、部下、それぞれの立場のかたと、計11年間で500回以上、ご面談を重ねてまいりました。

多くのご相談やお悩みが、

『上司と部下の関係』

『社長と部下の関係』

です。ご面談の中で、75%は、この話となります。
(この事実が”人間関係メンター”という活動の契機にもなっています)

今日は、新卒・中途入社にかかわらず、入社1~3年目の社員さん(アルバイトさんでも)を対象として、

『「毎日、上司に叱られる・・」ことに悩まないで済むための4ステップ』

という記事を書きます。

この記事が、上司や社長のポジションのかたにも、何かしらの参考になれば幸いです。

(私も新卒の会社では、毎日叱られていました。叱られるのは、見放されていない証拠です)
(*^─^*)

 

ステップ1 何について叱られているのか、明確にする

 

私たちが、上司から叱られたときに、たいてい、「叱られた」という事実にあまりにインパクトを持ちすぎて、その中身を、冷静にじっくり考える、ということができず、多少のパニックになり、適切なリアクションが出来ない、また叱られる、という負の連鎖になってしまいます。

まず、上司(社長の場合もあり)は、「あなたの何を叱ったのか」を、明確に理解するよう努めましょう。

もし、理解できなかったら、更なる叱責を恐れずに、質問してもいいでしょう。

(上司のかたは、”何を叱りたいのか”を、とにかく小学生に教えるぐらいの気持ちで、分かりやすく伝えましょう)

私のお話を伺ってきた経験上、

  • 部下のミスにより、会社のコストが増大する事態を招いた
  • 部下のミスにより、顧客の信頼に傷がついた
  • 部下のミスにより、上げられるはずの売上の減少を招いた

上記いずれかである場合が、非常に多いです。

これらの場合、目の前の”トラブル”そのものを叱られているわけではありません。

あくまで、「常日頃から上司の指導をしっかりキャッチしていない」ことへの、叱りなわけですね。

 

ステップ2 上司からの指示の”真”の狙いを、捉える

 

例えば上記の例をそのまま続けると、

「〇〇くん。AAAの在庫状況は大丈夫かね?なくなる前に、発注しておいてくれよ」

という指導が、上司から部下に1ヶ月前にあったとします。この時に、言葉尻だけを捉えてしまうと、

「在庫さえあれば、問題ない」

と、判断して、余裕をかましてしまいます。

しかし、上司が心配しているのは、本当に、在庫の残数でしょうか?

違いますよね。きっと、「いざ、顧客から契約をいただけるときに在庫切れしていたら、その分、売上も利益も失ってしまう」という心配が先にあり、在庫を気にしているわけですよね。

このように、上司の指示を守る、というためには、言葉通りを作業として実施するだけでは不十分なことがよくあります。

質問を繰り返してもいいので、とにかく、上司の指示の、”真”の狙いを、明確にキャッチしましょう。

 

ステップ3 仕事と自分を、同質化しない訓練

 

これは、部下に当たるかたが、とても陥りやすい精神状態です。

前述の例を続けると、

「ゆとりをもって商品の在庫を揃えていなかったために、昨日、顧客からの契約をみすみす逃してしまった」

このようなケースで、部下は、上司に叱られることがよくあります。

「〇〇くんがしっかり仕事をしていないから、契約を逃したじゃないか!」

と言われたとき、つい、持ってしまうのが、

「自分のせいで、会社の売上や利益がマイナスになる事態を招いた」

という発想です。

しかし、これは、”自分をかいかぶり過ぎ”なんですよ
( ;´∀`)

部下である私たち1人の行動で、会社の売上や利益がマイナスになるなんて、そこまで考えなくていいのです。

それは、チームの問題だったり、リスクヘッジをしっかり出来ていなかった上司の責任もあるわけです。

叱ったところで、「あとの祭り」なわけです。

仕事でのミスで、会社に損失を与えたとしても、イコール、それが「自分の落ち度」と考えることは、必要ありません
(それを考えるのは社長の仕事です)

だから、私たちは、とにかく、「自分の”至っていなかった行動”」にのみ、スポットを当てて、失ってしまった何かを、心配するよりも、明日から変えられる行動のみに、思いを馳せるほうが、会社にとっては利益になります。

 

ステップ4 自分に出来ることに集中して考える

 

繰り返しになりますが、上司が叱る要因は多くの場合、

 

  • A 部下のミスにより、 B 売上減少を招いた
  • A 部下のミスにより、 B 顧客の信頼を失った
  • A 部下のミスにより、 B コスト増を招いた

 

このいずれかです。しかし前述の通り、上記の「B」は、叱られるきっかけではありますが、そこに責任を深く感じて悩むよりも、「A」自身のミス、のみに着目して、「どう改善するか」をシンプルに考えるほうが、会社にとって、私たち自身にとって、よっぽど生産的です。

一度、心を込めて謝罪したら、あとは、気持ちを切り替えればいいのです。それでも、ウダウダと小言を言ってくる上司がいたら、それは、気持ちを切り替えられない、彼ら自身の課題なんです。気にしなくていいんです

最後に、「ミス」は、おそらく以下に大別されます。ですので、以下のいずれに該当するか(またはそれ以外か)を、まず、ご自身で把握し、明日から、少しずつ改善するしかありません
☆(ゝω・)v

6種類に大別される部下のミス

  1. 上司への確認を怠った
  2. 顧客への確認を怠った
  3. 約束の期日を守れなかった
  4. 不注意
  5. わざと手抜きをした
  6. 緊張して意図せずミスをした

この中で、「6」は、明日からの改善、というのは、他の5つと比べて、少し異質なものになります。それは、いずれ、記事にしたいと思います。

「6」以外の5つであれば、明日から、具体的に改善する行動は、非常にシンプルですよね。

明日、上司と顔を合わせづらい、上司に苦手意識を持ってしまう、そのお気持ちは分かります。

痛いほど分かります。

しかし、それこそまさに、”仕事での自分”と、”本来のあなた”を、同質化し過ぎた考え方です。

仕事中は、”役割を演じるわたし”として、ただ仕事を全うすればいいのですから、上司も、あくまで役割を演じてくださっている、と思い、お互い、役割を演じ合い、深く人間関係の悩みとまで捉えすぎずに行きましょうね♪

 

本日の考え方は『ストップ同質化!レッツビーシンプル♪』と名付けましょうか☆

 

人間関係メンターへのご相談に興味あるかたは、お気軽にこちらのページから、ご連絡くださいね^^

(拠点は、東京都日野市・八王子市・立川市・多摩市。全国ご対応可能です)

記事をお読みくださり、ありがとうございます。

商標・知的財産、民間資格の設立、人間関係、これらで、ご相談いただけることがありましたら、是非お気軽に、こちらからお問い合わせください。近日中にご返信いたします。

みぎのうで知財事務所(代表 田村)

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