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あなたを困らせている「話の長い人」の賢い対処法

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あなたの周りにも、脈絡も結論もない話を延々とする人、いませんか?会議を長引かせる人とか・・
あなたを困らせている「話の長い人」の賢い対処法を記事にしました。

あなたの周りにも、脈絡も結論もない話を延々とする人、いませんか?会議を長引かせる人とか・・
あなたを困らせている「話の長い人」の賢い対処法を記事にしました。

 

こんな経験ありませんか?

 

  • 仕事中、集中したいのに、話の長い同僚(上司)に捕まり、1時間近く無駄にした
  • 会議をさっさと終わらせたいのに、話の長い人のせいで、2時間の会議になった
  • 3人で飲みに行ったら、話の長い1人のせいで、ほとんど独演会だった
  • 私の話を聞いてほしかったのに、ほとんどその人の昔話を聞かされて終わった

 

なぜ、あなたを話相手に選んでいるのか?

 

その人が、あなたを話相手に選んでいる理由は、あなたが、その人にとって、話を聞いてくれそうな相手だから・・・あからさまに嫌がらないから・・・でしょうね。

また、会議で長々と独演会をするかたは、そこにいるメンバーに、自分のことを理解してほしい、という承認欲求の表れでしょうね。

 

鈍感力に着目する

 

もしその話の長い人が、空気に気付く能力を、若いうちから持っていたら、きっと、早々に自分の話が長くなりやすいことを反省し、適度な発言量を心がけられるように、成長していたはずです。

ある程度の年齢になってもなお、話が長い人、というのは、鈍感力を持っていますね。

(お年を召すと、話が長くなる、というのも、周りの感情を細々と気にしなくなり、鈍感力が付いてきている証拠でしょう)

つまり、あなたがその話をバッサリ終えても、興味を全く示さなくても、「遺恨」(うらみつらみ)は、残さないんです。

また明日も同じように、長いお話をしてくださるでしょう。

 

明日から出来る!話の長い人への対処法

 

・・・とは言え、やっぱり、穏便に、相手に無礼を働くことなく、上手に「話の長い人」への対処法を身に着けたい、とお感じのことと思います。

かく言う私も、経営コンサルタントとして、多くの経営者様や管理職のかたのお話を伺ってきましたし、また、組織でのマネージャー時代も「30~40年上のチーム構成員」の方々に恵まれ、とても有難い経験をさせていただいています。

そこで、これらの経験をもとに、「話の長い人」への対処法や考え方を、提案いたします。

 

(1)学べる内容を探す

 

時に、あまり結論がなく、持論に過ぎない話をされるときもあるかもしれません。

しかし、その人が、持論を展開するには、ワケがある時もあります。よく聞いていると、本質的な問題提起をしている時があります。「あ~長い話が始まった」と、”心の耳”を閉じてしまうと、その本質的な問題提起に気付かず、スルーしてしまいます。

ですので、長い持論を展開されようとしている時にはぜひ、

「この話には、ワケがあるかもしれない。どんな問題提起が隠されているんだろう」

と、興味を持ってみてください。

 

(2)暇な時に自分から近づく

 

話の長いかたのペースで、お話が始まると、時に、「被害者」のように感じてしまう時があります。

ですので、自分が仕事と仕事の合間で、一息ついているような時に、あえて、自分から雑談を振ってみたり、「さっきの話の続きなんですけど・・・」と、相手の「長いかもしれない話」を引き出そうとしてみてはいかがでしょうか。自分にとっては身構えている時であり、多少長くなっても、許容できるかもしれません。

そして、「話したくてウズウズしているとき」は、その人にとって、若干でも、ストレスなりが溜まっているときです。

逆に、突拍子もなく、会話を求められたその人は、精神的に満たされ、喜びを得て、うっぷんを晴らしたい、ということもなく、話が短くなることも、よくあることです。

 

(3)ツッコミできる関係性を得る

 

そのようにして、自分から、「聞き役」を率先して担っていると、信頼関係が出来ていきます。「話の長い人」は、周りの多くの人から煙たがられて、距離を取られている可能性があるため、話を聞いてくれたり、引き出してくれるあなたは、その人にとって「絶大に信頼できる相手」になる可能性があります。

そういう関係になったら、話が長い時や、脱線している時に、

「ちょっと・・また脱線してますよー!」

と軽くツッコめるようになります。こういう関係になると、ハッキリとダメ出しが出来て、いいですよ。

 

(4)アポイントに変える

 

ちょうど仕事などに集中したいときに、長い話が始まりそうで、それを避けたいときは、

「17時になったら、ひと段落するので、その時に30分だけ、話しましょうか」

と、アポイントに変えてみてください。

そうすると、相手も、かしこまって、ちゃんと話そうと思うので、話が短くなることもよくあることですし、また、「時間を損した」と感じにくくなります。アポが確定したら、スケジュール帳に、「●●さん面談」と入れてしまってもいいですよね。

30分は、話を聞こう、という自分にとっての”仕事”と自覚できるようになり、犠牲者のような気持ちが無くなります。

 

(5)適度な距離を取る

 

そうは言っても、「いつでも雑談や脱線した話に時間を取る」というのは、時間の使い方としては、あまり良いことではありません。

ですので、(4)で「アポイントに変える」と書いたように、1日3時間、接していたところを、2時間にしてみる、30分にしてみる、など、適度な距離感を保つといいでしょう。

 

全く距離を置いてしまおう、という姿勢は、自分にとっても相手にとっても、気持ちいいものではありませんね。

もちろん、我慢は禁物ですが・・・!

 

今回の考え方は、

長い話は、”受け身”で聞かない、”攻め気”に聴こう

と名付けましょうか☆

 

執筆:田村恭佑
(人間関係メンター、弁理士、経営コンサルタント)

 

記事をお読みくださり、ありがとうございます。

商標・知的財産、民間資格の設立、人間関係、これらで、ご相談いただけることがありましたら、是非お気軽に、こちらからお問い合わせください。近日中にご返信いたします。

みぎのうで知財事務所(代表 田村)

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