登録商標の”区分”とは?
区分のうち、”サービス”とはどんなもの?
区分を自力で調べる方法について
①「商標」というタブの上で、まだクリックせず、マウスでカーソルを持ってくると、「6.商品・役務名検索」というタブが存在するので、その6.をクリックします。
②続いて、ここが大切ですが、「基」類似商品・役務審査基準 だけ☑を入れ、あとの☑を全て外します。こうすることで、検索結果の量を絞ることができます。
③そして、例えば「美容」など、直感的にサービス分野を表す言葉を入れてみます。(「経営コンサルティング」なら、「コンサル」ではなく「経営」とのみ、入れてみましょう)
④「検索」ボタンを押しましょう。
⑤検索結果の件数が出ます。今回は12件でした。その「12件」をクリックすると、以下のように「美容」という言葉を含む、特許庁の作った商品名、サービス名が一覧に出てきます。
⑥この中から、もっとも近いであろうものを、メモにとっておきましょう。今回は、下のほうに「区分 44 美容」というものがありましたので、これがサービスの区分となります。
商品でもサービスでも、調べ方は全く一緒です。
ただし、このやり方で検索結果が0件のときは、その単語、言葉は、特許庁の作る、商品名やサービス名には入っていないことを意味します。こういう場合は、最初に「基」類似商品・役務審査基準 だけに☑を入れたところを、右下の「審」審査において採用された商品・役務名 にも☑を入れて、同じ言葉で(または少し変えて)、再度「検索」ボタンを押してみましょう。検索結果の数が一気に増えることと思います。』
出願時、区分はいくつぐらいが適切?
商標登録にかかる費用
【1区分の場合】
出願時:
印紙代 約12,000円
手数料 約35,000円(+源泉)
計・・・約47,000円(+源泉)
登録時:
印紙代 約16,000円(5年分)
手数料 約30,000円(⁺源泉)
計・・・約46,000円(⁺源泉)
【2区分の場合】
出願時:
印紙代 約21,000円
手数料 約40,000円(+源泉)
計・・・約51,000円(+源泉)
登録時:
印紙代 約33,000円(5年分)
手数料 約35,000円(⁺源泉)
計・・・約68,000円(+源泉)
弁理士事務所の手数料はピンからキリまであり、当所は限りなくピン(低料金)、一方でキリ(高料金)だと1区分あたり+10万円程度かと存じます』
最近よく見受けられる区分について
化学品 ・・・1類
サプリメント ・・・5類
スマホのアプリ ・・・9類
楽器 ・・・15類
かばん ・・・18類
食器(皿など) ・・・21類
被服・衣服 ・・・25類
食品(パンなど) ・・・30類
経営コンサルティング・・・35類
住宅施工 ・・・37類
●●スクール、●●塾 ・・・41類
資格の付与 ・・・41類
喫茶店、飲食店 ・・・43類
美容院・エステ店 ・・・44類
※ブログ監修の田村(弁理士)は、商標・著作権・不正競争防止法など、知的財産に関する小さな問題点でも相談に乗っておりますので、お気軽にこちらの当所サイトを覗いてください。
※当所の、商標サービスサイト⇒こちら
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