
鈴木えりな
『一般的には、どういう動機で、商標の取得を検討されるかたが多いのでしょうか?』
たむきょん弁理士
『大手事務所のように顧客対象が大企業なのか、それとも、うち(みぎのうで知財事務所)のように顧客対象が個人事業主や中小企業なのか、によっても変わってくるとは思いますが、当所の場合は、おおよそ以下の順位で、ご相談いただいているよ。』
【商標の取得を検討し始めた動機ベスト5】
(みぎのうで知財事務所の実績)
(1位)誰かに先取りされて、自社の商品名を変更しなければならない事態を避けるため
(2位)経営者の仲間から、「商標取った方がいいんじゃない?」と勧められたから
(3位)自分が命名した商品名・サービス名を、とても気に入っているから
(4位)ネット等で販売していたら、他社による商品名の模倣を発見したから
(5位)事業をしていたら、他社から「商標権の侵害」だと警告を受けてしまったから
円グラフにすると、おおよそこのような割合です。

鈴木えりな
『意外と、侵害警告や模倣が絡むような、せっぱ詰まった動機ではないかたが多いんですね!』
たむきょん弁理士
『そうだね。弁理士が想像する以上に、最近の事業をやられるかたは、商標とは何か、ぐらいは良くご存じです。アンテナが高いんですよね。とにかく、自社の商品名変更を避けるための防衛で、というかたが、多い傾向です。』
鈴木えりな
『では、商標をいざ取得できたかたは、どんな点で、取得してよかったと実感しているんでしょうか?』
【商標を取得して、どういう点で良かったと思う? ベスト5】
(みぎのうで知財事務所の実績)
(1位)自社だけの名称となり、堂々と名乗れる、堂々と名刺に入れられる
(2位)看板や印刷物、備品の変更を余儀なくされる心配が無くなった
(3位)®マークを付けていると、取引先から一目置かれるようになった
(4位)本腰を入れて、登録商標となった自社の商品名を育てていきたいと思えるようになった
(5位)自社の商品名を模倣していた他社に商標権の侵害の警告をしたら、すぐに販売停止してくれた
円グラフにすると、おおよそこのような割合です。

鈴木えりな
『直接的に、商標権の行使によるメリットを感じている以上に、ビジネスを進める上での安心感を得た、という声のほうが多いんですね』
たむきょん弁理士
『そうですね。当所も、商標取得をしていますが、とにかく、せっかく顧客に認知されてきた名称を、こんなタイミングで変更しなければならない、、という”事故”を防げている安心感が一番大きいです。』
鈴木えりな
『ありがとうございました♪』
※ブログ監修の田村(弁理士)は、商標・著作権・不正競争防止法など、知的財産に関する小さな問題点でも相談に乗っておりますので、お気軽にこちらの当所サイトを覗いてください。
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