
今日は年長さんを保育園に通わせる多くのご家庭で、「登園最終日」だったのではないでしょうか。
息子は意外とあっけらかんとしていて、親のほうが、妙に感慨深い1日になりました。
息子もきっと環境が変わって、少しでもストレスを感じるようになった頃、保育園の慣れ親しんだ環境を、懐かしく思い出すんでしょうね。
今日は、仕事をしていてもずっと、しんみりとした心持でした。
保育園での生活に感謝をして、保育園にほとんど休まず通ってくれた長男にも感謝をして。
「初心忘るべからず」
ということで、6年後、彼の小学校卒業の頃でも、今の子育てへの考えを忘れないように、6年後の自分に5つのメッセージを書き記したいと思います。
(1)やりたいことを尊重してあげて
彼が、自分の選択で学歴社会を一生懸命生きようが、そうじゃないことに一生懸命になろうが、親としては、とにかく、彼のやりたいことを、とことん尊重してあげたいと、思います。
人生は、何度でもやり直しできる。
それでも、本当にやりたいことを追い求めていないと、いつでも、誰かのせいにしたり、環境のせいにしてしまうと思うので。
(2)対等な大人として、接してあげて
今日も一緒にプロ野球の開幕戦を見ていて、私が疑問に思ったことに対して、あっという間に疑問を解決するような一言を、長男が言いました。
子供扱いは絶対にしたくない。今も、これからも。
6年後も、対等な大人として、接していたい。
大人同士で、同居しているような感覚を持ち続けたい。
(3)同級生と比較しながら育てないで
容姿について、ポロっと最近言うと、気にする様子を見せるんですよね。
そういう時、反省です。親が、平均的なものや、一般的な状態やお友達と、比較をして、当人に言及するのは、避けたいですね。
今の彼があるのは、彼の選択もあるけど、親の影響がとても大きいのですから、自分を差し置いて、容姿について何かいったり、成績について何かいったりするのは、ちょっと違うんじゃないかと思っています。
(宿題も、、、小学校6年間で、一度も、宿題をやっていないことについて、叱ったり怒ったりしたくない。いや、決意。しない。)
(4)過密スケジュールにさせないで
私の好きな本には、「Keep Kids Busy」(子供を暇にさせないで)ということが書かれていまして、その本は全体的に賛成なんですが、その言葉には、同意できません。
今、彼が、伸び伸び育っているのは、習い事をやりながらも、たくさんの”空白のスケジュール”があるからだと思っています。
そういう時間にこそ、思いつきで、どこかにお出かけしたりもできますし、精神的にもゆとりが生まれ、自由な発想力に繋がると信じています。
この気持ちを、6年後まで、忘れていたくないです。
(5)1対1の時間をたくさん作ってあげて
6才と2才の男児の父ですが、今は、それぞれの子と1対1でお出かけする時間を、なるべく作っています。
全員一緒だと、どうしても長男のことを「兄」として頼りにしてしまいます。
息子が、「えー、オヤジと2人で出かけるの、嫌だよ」と言うかもしれませんが、うざがられるまでは、1対1で、出かける日を、作っていきたいです。
6年後も、喜んで一緒に出掛けてくれるといいな。

執筆:
田村恭佑
(人間関係メンター/弁理士/経営コンサルタント)