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『視認性』向上がどれほどお得な施策か

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当社みぎのうで㈱は、半年や年間で経営コンサルとして支援させていただくことが多いですが、時々、デザインものや文書作成で、”スポット”でお仕事をいただくこともあります。経営コンサルタントの視点から”コストパフォーマンスありき...

当社みぎのうで㈱は、半年や年間で経営コンサルとして支援させていただくことが多いですが、時々、デザインものや文書作成で、”スポット”でお仕事をいただくこともあります。経営コンサルタントの視点から”コストパフォーマンスありき”でお受けします。今日は、当社の最もオススメの売上向上施策、『視認性』向上を、簡単に解説します。

 

『視認性』とは?

『”視認性”って何ですか?』

『広辞苑などからの本来の意味ではなく、経営コンサルタントが支援の中で使う”視認性”という言葉の意味は、”通りすがりの通行人の方々からお店を認知してもらえる度合い”です』

『なるほど。でも、ド派手でも、気付いてもらえればいい、ってわけでは・・なさそうですよね?』

『1番大切なのはお店を認知してもらうこと。次は、お店を”理解”してもらうこと。3番目には、適切にお店に”期待”をしてもらうこと。だと私は考えます。ド派手なお店(パリピが集まるような・・?)でない限りは、ド派手は控えたほうがいいかもしれません。適切に、”期待”を抱いてもらうことなんです。盛り過ぎても逆効果です。良い例、とまでは言いませんが、”視認性”向上を相談受けた際の、当社の制作例をいくつか以下に記載します!』

みぎのうで株の視認性制作物1

みぎのうで株の視認性制作物2

売上を上げるためにはどんな施策があるのか?

『そうすると、視認性をよくすることって、行きつく所、売上・集客をアップするため、ですよね?売上アップ施策って、ざっと、どんなものがあるのでしょうか?』

『王道だと以下でしょうか。

  1. 【新規客向け】折込み、ポスティング、ネット広告
  2. 【新規客向け】のぼり、タペストリーなど視認性向上
  3. 【リピーター向け】ハガキDM、SNSでダイレクトメール、ポイントカード
  4. 【客単価アップ】お客様1人あたりのお支払を増やしていただく施策

 

それぞれの施策のメリット・デメリット

『どれが一番いい、ということではないんですか?やっぱり1つ1つに良し悪しがあるんでしょうか?』

『そうですね。最強の施策、というのは無いですね。(もしあるとしたら、みんなそれだけやりますよね・・)』

『それぞれのメリット・デメリットを簡単に教えてください!』

『いいですよ!

  1. 折込み、ポスティング、ネット広告
    【メリット】ご自宅・職場で、じっくりとこちらの宣伝内容を、多くのかたに一気に、見ていただける
    【デメリット】費用がかかる。また、その瞬間の集客に繋がるかもしれないが、施策を打って1週間も経てば効果はほぼ見込めない。また、興味のないかたにも、届くため、コストパフォーマンスは悪い(新店オープン!などを告知する手法としては悪くない)
  2. のぼり、タペストリーなど視認性向上
    【メリット】制作時の費用しかかからない。掲げている間は、末永く効果が見込める(それでも半年ごとぐらいには変更したほうがいい。同じ服を着続ける人がいないのと一緒)
    【デメリット】爆発的な宣伝効果はない。また、視認性の内容も意外と重要
  3. ハガキDM、SNSでダイレクトメール、ポイントカード
    【メリット】非常に集客効率はいい。なぜなら一度は来店したことのある人向けなので、ニーズはあるはず。費用対効果は高い
    【デメリット】来客したことのある人向け、である以上は、それほど多くの方々には届けられない。新規客も先細りしないようにしないといけない
  4. お客様1人あたりのお支払を増やしていただく施策
    【メリット】相場通りのお支払まで上げる施策であれば、純粋に、客数がそのままでも売上がアップするため効率はよい
    【デメリット】相場よりも高めにお支払いただくと、徐々に、”再来店のスパン”が月1だったのが2か月に1回に、など悪化する

 

『視認性』向上はコストパフォーマンス絶大

『”視認性”向上は、ひょっとしたら、本当にその視認性向上による集客効果なのか、が分かりづらくないですか?』

『その通りですね。来店動機をアンケートでも取っていれば効果は実感できるかもしれませんが、通常は、視認性向上が、集客の直接的な原因なのか、は図りづらい点は、ありますね!
それでも、私は売上に悩んでいる経営者様にはまず”視認性”向上を、強くオススメします!
※ビルの4階にお店がある、通行人や車通りがほとんどない、マンションの一室でやっている、このような場合は、視認性向上を、ホームページやfacebookなどで、考えていったほうがいいです。それはまた別の機会に。』

『どういう点が、オススメなんでしょうか?』

『実際に、店舗を想定して考えてみましょうか。

えりなさんが、ドーナツ屋さんをやっているとしましょう。これまでは、1日だいたい40人が800円ずつ買ってくださっていた。原価率+包装紙が売上の50%(つまり粗利益率が残り50%)だとしましょう。
そのドーナツ屋さんに商品を分かりやすく示した”のぼり”や”タペストリー”を設置しましょうか♪それ自体に、だいたい2~4万円ぐらい、かかるのでしょうかね。4万円としておきましょう。じゃあ、4万円は、どれぐらいで元が取れるか、分かりますか?
そのタペストリーのおかげで、通りすがりからの来店が、少なく見積もって、1日10人増えたとしましょうか。1日あたり、タペストリーを掲げたことで、利益がいくら増えるかと言うと、
来客増10人/日 × 客単価800円 ✖ 粗利率(1- 原価率50%)
=ぴったり4000円です。
かかった金額の4万円を、4000円で割れば、何日で、元が取れるか、出ますよね!
4万円 ÷ 4000円 = 10日
なんと、たったの10日で、元が取れて、あとはひたすら、そのタペストリーが飽きられるまでは、毎日4000円ずつ、月間で12万円も、利益が増えるわけです。』

『4万円の設置費用で、たったの10日で元が取れて、あとは月間10万円以上も、利益増をもたらすんですか?!全てが同ケースじゃないにしても、それは、コスパの高い集客、という観点からは、効果絶大だと言っても過言ではないですね。』

 

効果的な”視認性”向上の方法とは?

『最初のほうにおっしゃっていた、”適切に、期待を抱いてもらうこと”というのは、具体的には、どんな風にして視認性向上をすればいいのでしょうか?

『良い質問ですね!長くなってしまうので王道だけ、お伝えしますね。

  1. まず、同業他店舗と比較したとき、自店舗の最大の売りをたった1つに絞る
  2. その最大の売りと価格を店前に印象付くように示す
  3. どうしても1つに絞れない場合は、そのいくつかの商品と価格を、店前に示す

意外と”価格”は重要です。消費者は、”何を買うか”だけではなく、”何をいくらで買うか”がいつも頭の中にありますから。
あっという間に元が取れるので、是非、価格変更を恐れず、価格も入れてみてください!

『よく理解できました!!』

記事をお読みくださり、ありがとうございます。

商標・知的財産、民間資格の設立、人間関係、これらで、ご相談いただけることがありましたら、是非お気軽に、こちらからお問い合わせください。近日中にご返信いたします。

みぎのうで知財事務所(代表 田村)

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